皆さん、こんにちは!
愛車であるS1000RRの慣らしがやっと終わった宮林です!
慣らしの目的地は和歌山県の高野山からの流れで龍神スカイラインと今回
のブログに書かせてもらう浜松市博物館です!
なぜ浜松市博物館!?
答えはこれです↓↓
ライラックというブランドのバイクを見に行って参りました!!
ライラックとは・・・ライラックは戦後間もない頃に創業した日本の自動車メー
カー(丸正自動車製造株式会社)が作り出したバイクです。
1951‐1968に作られた、日本では珍しいシャフトドライブ方式であり、昭和25
年10月のライラックML(148CC,3HPサイドバル ブエンジン)の開発を期に
、LB、KD、KEとたてつずけて性能アップした車を出し、その性能は、一時は
本田をしのぐと言われた、今はなきオ-トバイです。
(抜粋:http://home.catv-yokohama.ne.jp/22/hurypapa/lilac001.htm)
この丸正自動車製造株式会社は元々は本田宗一郎が経営していたアート
商会浜松支店で働いていた、伊藤正が独立し1948年に自動車ボディーの
製作業の会社として起業したそうです。
そしてバイクを作るきっかけとなったのは、丸正に入ってきた溝渕定が浜工
専時代の同級生(本田技研工業株式会社2代目社長:河島喜好)がバイク
を作っているなら俺にも出来る!!!となり図面を引き始めたのがきっかけ
となったそうです。
そして初めて作ったのがベルトドライブ式のタイガー号(試作)でした。
当時はチェーンの材質が悪く、すぐに切れてしまったり外れてしまったりして
いたためベルトにしたそうです。
ただ、ベルトもゴムが伸びたり、すり減ったりで100km程しか走れなかったた
め、シャフトドライブとなりライラックの始まりとなりました。
さて、ここからは写真を少しお見せしたいと思います!
- ズラリとライラック号がお出迎え!!
- これが日本のボクサーエンジン!!
- 一度会社が倒産した後に輸出向けに作ったR92!
- ライラックドラゴンTW!!なんとセルモーターを装備しており、ライラックとして初めて水平対向を採用したモデルです。
- 長嶋茂雄がライラックに!!!
- 「GO!クッライラ」と読まないように・・・フリじゃありません!
- ライラックC81!丸正が倒産する前に作られた最後のモデルとなっております。
- ライラックのスクーター、その名もライラックモペット
- JFの後継にあたり、ライラック初の量産2サイクルのモデルになります。フレームは1本パイプで構成されています。
- これはR92マグナム・エレクトラです。会社を再建した後に輸出向けに
- ライラックレース仕様です!
- そしてこちらがLS18(レース仕様)が鈴鹿のレースに参戦したときの結果です。ヤマハやホンダが多い中、しっかり入賞しております!
- そしてこちらはC103です!幻の名車と言われております。1964年の東京モーターショーで試作車として展示されたのですが、会社が倒産してしまい市販されなかったモデルです。
この展示会が10月18日(日)までとなっており、残り2日の展示会となっており
ます。
C103は市販されていない車両でお目にかかれることが無いと思うので、17日
18日に予定がない方は、見に行ってみてはどうでしょう!
ちなみに土日に行くとライラック友の会の方がライラックの説明をしてくれるみ
たいなのでオススメです!!
僕はそんなこと知らずにもありますしお休みの関係で平日に行ったのですが、
平日は他のお客様も少なくゆったり見ることが出来たので、平日も良かったで
す!
以上、ライラック便りをお伝えしたかった宮林でした。