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【 OHLINS with SCRAMBLER 】

2018/10/01

皆さん、こんばんは。
とってもお久しぶりの願化でございます。

京都はあっという間に台風が過ぎていきましたが
被害に遭われた方には謹んでお見舞い申し上げます。

しかもまたもや25号が発生したりして今週末も・・・
『もう来ないでーーー!!』て感じです。

先日、やっとSCRAMBLERのフロントサスに
天下の OHLINS 様のカートリッジキットを装着しました。
一緒にスプリングとフォークオイルも交換することになりますが・・・
正直、見た目はほとんどと言うか全く変わりません(当たり前か)

IMG_2149

先週のカスノ大運動会もこれでサーキットを走りました。
イイ!!これイイ!!
いや、楽しいッス!
同時装着の(笑)SUNSTARさんのブレーキディスクとの組み合わせで
乗り心地もさることながらブレーキのフィーリングが凄く良くなりました!
(因みにブレーキマスターはノーマル)

IMG_2147

スプリングのレートは 7.0N/mmとノーマルよりちょっと固め。
このカートリッジキットでは圧側もしくは伸側の減衰力を
左右のフォークに分けて搭載しています。

IMG_2146

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トップキャップもブラックでクールですね!
こういうアイテムはビジュアルも大事です。
これから週末の夜走りに向けて街乗りセッティングしようかな~
と思っております。
う~。。。楽しみ。

FKS501_1

リアサスペンションをOHLINSに交換したとき、
それ以上の感動があります!
ちょっとコストは掛かっちゃうけど
800cc のお客様にはぜひオススメしたい逸品です!

FKS501_2

ではでは。。。( ̄▽ ̄;)
願化 @ やらないよりはやって後悔 .com

【スクランブラーカスタム 11】

2018/03/25

DUCATI京都でもお手伝いをしていました「アエランブラー」ですが、

カスタムランブルの投票は今月20日に締め切られ、
5,000票を超える皆様の応援を頂きました
有難うございました

DUCATI京都からも皆様にこれからも沢山ご提案いたしますので、
お楽しみにしてくださいね!!!

今回は電装まわり(配線)についてです

20180306_192623[1]

間違いがないようにそれぞれに印をはじめにつけておきます
基本的にはそのままの配線の長さで使えるように各ユニットの配置を検討していますが、
場所を変更したユニットまでの配線の長さは調整をします
ちなみに今回はABSユニットとスターターリレーの配線の長さは調整することになりました
それ以外は削除するのみ・・・

 

20180306_175002[1]

↑は勢いよく削除した配線達です(^^)
メインハーネスって結構重いのです
少しでも軽くしたかったので、こんな結果に

つまり、キャブ化に伴い使用しない配線達です
これでハーネス自体の重量も変わったはず!

作業のついでとばかりにECUへの信号線も抜きました

予定通り、無事にエンジンもかかっています

次は、セッティングですね!!!
実際の走行日が迫ってきましたよ

楽しみでなりません

P.S.
キャブ化の原理やAELLAパーツの発売について大変多くのお問い合わせを頂いております
ご遠慮なく、なんなりと聞いてくださいませ
お待ちしております
一緒に、スクランブラーを楽しみましょう!!!

サービス

【スクランブラーカスタム 10】

2018/02/03

一旦のキリをつけなければならなかった
スクランブラーカスタム

詳細は後日ご案内いたします
予定どおり
準備していた部品を一気に組み上げました!!!

IMG_8889

デザインや外装の金箔がきになるところですよね!

「DUCATI京都」にお越しの皆様はご存じかと思いますが、
899のカスタムと同じく
琳派を意識しています

琳派とは、桃山時代から近代にいたる光琳や宗達などを代表とする美術家や工芸家の作品を示しています。DUCATI京都にはこれらの資料もあるので、見てください。

コンセプト等は改めてのご案内として、
サービスとしては軽さを強調したいところです

20180127_153358

このように前まわりと後まわりの重量を比較しながらカスタムしていきます
重量だけで軽くしても軽快感はうまれません

やはり重量バランスが大事です
この数年はこの手の数値もメーカーが公表するようになったくらいです

乾燥重量は144.5kg

前 77.5kg
後 67kg

比率では54:46となります

前まわりの加重を増やすことで安定感をねらっています
また後ろのホイールはサイズダウンをして細くしました
今回はマグネシウム鍛造でつくっていますよ

暖かくなって乗ることが待ち遠しいですね
まだまだ、完成は遠いですが

今まで案内をさせた頂いたように
DUCATI本社が開催しています「スクランブラル」に
弊社のAELLAブランドが出品するために作りました

是非、投票をお願いします
そして、完成したら是非のってください

1月31日公開にむけて一旦の完成としましたが、
やりたい事はまだまだありますので、
ブログを楽しみにしてくださいね

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サービス

【スクランブラーカスタム 9】

2018/01/19

本日は腰上と言われる「シリンダーヘッド」の部分をご紹介です

FCRをつけて現代風カスタムとは違う面を見て頂きましたが
さらに、計画していることがあります

・回転をあげる(まわす)楽しさ
・軽やかな回転上昇
・純正の良さを引き出す

という計画です
・バルブガイド、バルブフェース、バルブシートの整備は絶対です
・オーバーラップの変更(カムシャフト交換)
・フライホイール軽量化
・ピストン・ピストンピン・リングのDLCコーティング

です

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一般作業としてバルブの汚れを落とし、燃焼室も洗浄します
ついでに汚れが付きにくいように、落ちやすいように磨きます
磨いたバルブフェースをカットし、適切に燃焼室が密閉されるように加工します
当たり面がきれいにスジがついているのが分かりますか?
ポート形状は純正を維持しながらなめらかな形にポーティングします

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20171216_155703

ピストン周辺はDLCがお薦めです
スクランブラーのピストンは何も加工はされていませんので、迷わずDLCをしました!
このピストンのバルブリセスは吸気も排気も同じ形しているんですよ
通常は大きさに違いがるのですが、これはご覧のとおりです(^^)

20171216_155054

画像にはありませんがカムシャフトは純正のオーバーラップ11度ではありません
勿論、結合は「AELLA」より発売されていますチタンワッシャを使用します
金色に見える真鍮の部分にセンタリングをする為の突起があります
また、その周辺はチタンになっていて通常のワッシャとは違い平面になっています
2種類の材料を使い分けることで振動軽減にも役立っているのです
これで締め付けます

形になっていくエンジンを見るのは楽しいですね ♪

20170906_092407

ちなみに弊社ではこのようにヘッドの中身は保管しています
作業効率があがって良いですよ(^^)

20171008_163624

フライホイールはこんなかんじです
勿論
右が純正で左が今回のフライホイール
この組み合わせで約1kgの軽減です

さてさて、乗るのがますます楽しみになってきました

皆様もこの寒い間に春の準備をお願いします
冬でも乗られている方はたくさんおられますが

次は一気に合体していきます

サービス

【スクランブラーカスタム 8】

2018/01/18

ご挨拶が遅くなりました
本年も宜しくお願いいたします

サービス一同


さて、
「いつになったらエンジン組むの?」

と聞こえてきそうですね
しっかり進んでおりますので楽しみにしてくださいね!

20171119_190000

まずはクランクシャフトです
DUCATI本社でもバランスがとられていますが、
ばらしたからには、日本の制度でダイナミックバランスをとります
見えない部分ですが高回転になるほど、その恩恵を感じます

20171119_190008

クランクのエッジに光沢がありますね
ピストン周りとの重さの誤差を調整した結果です

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余談?ですが、
しっかりと刻印され部品の管理をメーカーがしているのがわかります
感のするどい皆様ならお気ずきのとおりですが、
796系のエンジンはこのクランクシャフトが使われています

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勿論、クランクメタルはオイルクリアランスを確認して新品に交換します
重要な作業です

20171119_181952
このように新品には表面がコーティングされています

ネジ穴周辺が何か見慣れない雰囲気でしょ???

2分割されるこの部品はネジの締め付けトルクて結合します
上下がずれないようにと、様々な工夫がされています
これは、よく使われるノックピンタイプではなく、
「かちわり」といわれる技法です
ひびが入って割れたかのようなこの表面ですが、
ノックピンとは比較にならない結合力です


20171119_181500

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不思議ですね (^^)

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最後は指定されたグリスで確実に締め付けて完成します

20171119_185903

こんな感じです

コンロッドにも数字が刻印されていますが、
これは上下一対の部品だからです

クランクケースの重要な仕事、
クランクシャフトとミッションの調整を終えたので、
次は、ヘッドを組みます

軽快なエンジンフィーリングを求めて、やることはまだまだ課題があります
次回の投稿も楽しみにお待ちくださいね

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