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フライホイール

2015/01/16

前回のブログで少しふれました「フライホイール」周辺の部品です

「899」と「1199S」の比較です

どっちが「899」用か検討がつきますか

左側は軽量されていますね

右は重そうです(^^)

エンジンの性格はこの辺でも左右されてきます

ちなみに、左が「899」です

排気量も違うので軽い方(小さい方)が899用ですね

 

DUCATIのエンジンを組む方、O/Hをされた方々にはお馴染みの

少し驚きの話しです(笑)

↑はコンンロッドです しかも「R」につかわれているPANKLという

超有名で信頼度の高い、世界的なメーカーです

この比較はこれぞ超ショートストロークという画像を撮りたかったものです

左が1199R、右が749Rです

話しは戻りまして、

コンロッドの下側にチタンボルトが見えていますか?

これです

これぞ驚きです

締め付けは3回までと決められています

材質はチタンです

4本使用しています

価格がなんと28,390(別)/本 です

作業するときも緊張が高まります

さすが「R」です

「R」にしか使われていない理由が伝わる金額ですね

驚いて頂けましたか!!!

通常のボルトは4,350/本です

本日は、少し余談でした (^^)

青木

 

 

P.S.  さて本日は今年初の「夜走り」

美味しいおうどんを頂きに行ってきます

お付き合い宜しくお願いします

クランクシャフト

2015/01/15

エンジン作業でいつも興味深い内容の1つが

クランクシャフトです

モデルによって勿論ことなる形状をしています

899はどうなっているのか???

 

↑はDUCATIでは長らく見てきた形状のクランクです

749Rのクランクシャフトです

形状からも分かるようにまさに「R」用です

内側がえぐり取られ、フエブは小さくです

回転慣性マスをおさえ、軽く、ピックアップ良く、高回転での使用に適しています

これらの場合は多くが、コンロッドやピストンなども軽量化されています

勿論、バランスの問題でもあります

 

真上(ピストン側)から見た画像です

1199Rとの比較です

749Rよりもフエブ自体は大きいですね

でも、しっかりと内側は削り取られています

それよりも全長が短くなり、強度が増した事が良くわかります

 

同じく、1199Rと749Rの比較です

小さければ良いというものではないですが、

排気量の違いで、同じ「R」でもこれだけ違います

 

これが899のクランクシャフトです

裏から見ると穴が左右にそれぞれ開けてあります

これは軽量の為ではなく、バランスをとった結果です

穴があいている部分とその外側の段差は軽量化の結果です

 

ついでに(^^)

左が1199R  右が1199S

の比較をしてみました

排気量が同じでも、車輌のコンセプトが違えばこんなにも中身が違う事が

良く分かります

 

奥の深い、でもまだ入り口のクランクシャフトのお話でした

これに付随する、フライホイール、ピストン等も興味深いものです !!!

 

青木

カバー

2015/01/14

「899」のエンジンを整備しながら

気になるところ? やりたい事!

を確認中です

見た目は特に、

格好良く(自己満足で)、渋く、セクシーにです

1199は、↓以外にもマグネシウムパーツが使われていますが

899はコンセプトが1199とはことなるため、

全てが軽量パーツではありません

全体のフォルムを想像しながら、機能性も向上するようにと検討してみます

青木

 

 

スロットル開度

2015/01/12

突然ですが、

スロットル開度」に興味はありませんか(笑)

手首をまわしている開度とも言うかもしれません

 

車輌によっても異なりますが、80度前後が一般的でした

90度の車輌もありました(999シリーズ)

電子制御が進み、最近では50度前後の車輌も増えています

どうなっているのでしょうね???

スロットルケーブルさえ無いのですから  (ライドバイワイヤー)

 

答えは簡単です

CPUが調整してくれています

色々なプログラムがされているため、乗り手は以前よりもラフにスロットルワークができますね

 

本題です

こちらはケーブル付きの車輌です

「少しでも人より早く開ける、前に行く」との強いご意向で

大きなプーリーをつけてみました

開度は40度

どうなることでしょうか???

 

青木

ばらしてみました ♪

2015/01/05

営業開始2日目にして勢いをつけて・・・

何かおもしろい事をしたいですね

春には乗れるようにとゴソゴソと計画中です

考えるのが苦手なので、とにかくばらしてみます (^^)

 

ところで、

1199や899には防音用のカバーが多数付けられています

↑の画像はそのカバーを止める為のボルトですが、

飛び出しているために立ちゴケでもクラッチカバーが割れてしまいます

ここはスタッドボルトはやめた方が良いかもしれませんね

青木