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METZELER (メッツェラー) Racetec RR 

2015/08/14

カスノモーターサイクル、ドゥカティ京都、モトラッドカスノは
8月15日(土)~8月19日(水)までの間、夏期休業となります。


お久しぶりです
サービスの岡村です。

本日はMETZELER(メッツェラー)の新タイヤのご紹介です。
ご存知の方も多いと思いますが、Racetec RR(レーステックRR)です。
見た目の比較から・・・

フロント

 

リヤ

レース、サーキット走行会、ワインディングを楽しむ方にオススメのタイヤです。
レーステック インタラクトと同じカテゴリーのタイヤとなっておりK1、K2、K3
コンパウンドに分けられます。
もちろん、公道走行に適した「K3」コンパウンドも設定されていますので、
スポーティーなライディングを楽しむ方にも是非、試して頂きたいです。

新しいプロファイル、コンパウンド、グルーブデザインを採用してます。
特徴は・・・
・新プロファイルによって接地感と安定性の向上
・新コンパウンドによって幅広い温度域、路面状況への対応
・タイヤ全体のウォームアップが早くなるコンパウンドレイアウトの採用
・新コンパウンドとグルーブデザインによって耐摩耗性、性能持続性能の向上

なかなかうまくお伝えできませんが
簡単すぎるご紹介でした・・・

余談ですが、
今年はBRIDGESTONEからRS10、MICHELINからPower Cup Evo
が発売されております。実際に使用したことはないのですが、BSやMICHELIN、DUNLOP等はハンドリング性能や旋回性能に重点を置いたタイヤとなっており、メッツェラーはトータルバランスを重視した安定したタイヤになってます。(あくまで私個人のイメージですが・・・)

既にご注文受け付けておりますのでスタッフまでお声掛け下さい。
私はK2に変えました♪早く走りたくてウズウズしてます・・・

岡村

グロム カスタム(フロントフォーク辺)

2015/08/02

サービスの青木です

最近続けてのご依頼を頂きましたのでご案内です
GROM(グロム)のFフォークについてです

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OHLINSのFフォークインナーカートリッジKITです
セカンドバイクとして乗られている方が多いのですが、どうも足回りが気になるとよく聞きます
そこでこのKITの出番です ♪

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TOPキャップが変わるだけでもその気になってしまいますね
これは走る楽しさと乗り心地が格段に向上します
見た目も勿論ですよ
弊社では特殊工具も用意して作業をしておりますので、ご依頼くださませ!!!
ちなみにインナーKITの本体価格は48、000円(別)です

取扱車輌は、DUCATI・MV AGUSTA・BMWですが、
弊社で出来る事であれば相談を頂ければ幸いです
どんどんご依頼くださいませ
宜しくお願いします

 

前回のブログでは1299と899の馬力を比較しました
そこで、気になるのは
バランス取り等を行ったカスタム車輌がどれだけ作業前後で変わったのかということです
早く結果を知りたい藤林メカは・・・・・
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ダイナモルームにこもり、テストしていました
結果が楽しみです ♪

青木

ストローク

2015/06/29

サービスの青木です
サスペンションのストロークについて悩み中です
「Φ50の185mm」とは、DUCATIのハイパーモタードspのフロントフォークのスペックです

Φ50とはインナーチューブ径が直径50mmであることを意味します
185mmはフロントのホイールトラベルと意味します

これって長いんですよ

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この長さを有効的に使うにはどうすれば良いのでしょうか?
他のカテゴリーと比較してみます

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↑はDUCATIのモンスター1200sです
こちらも太くて迫力がありますが、比較すると明らに短いですね

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こちらは2015年大注目のS1000RRです
これだけしかストロークがないの???」って思ってしまいます!
これは電子制御サスです

やっと本題にはいりますが、フロントフォークはどれくらい動いているのか?
と言うことを知りたくなりました。トラクション・・・みたいな難しい話しの前にサスペンションのストロークを有効的に使えているのでしょうか?

ということで、ストロークセンサーの出番です(^^)

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タイラップやOリングではなく専用品が一番ですね
取り付け簡単のストロークセンサー
これでフロントフォークの沈み込み量が一目瞭然です。

・フロントフォークの分解や脱着は不要
・簡単装着
・インナーチューブを痛め難い素材を選択
・サビに強いステンレスバンドを採用
・常に清潔な状態を保つ為に汚れの目立つ色を
 使用
・セッティングの目安に必要不可欠です

という「インテグラル」様の商品です
定価4、700(別)です

皆様もお試しください
これで走る楽しみがまた1つ増えました

 

Hym821 sp

いつの日かこんな事ができるように精進します

青木

 

白いでしょ !!!

2015/02/20

冬は乗らないから大丈夫、オイル交換しなくても・・・

といまだに聞く内容です

↑のようにオイル量の点検窓がこんなになっていますが、

本当に大丈夫なのでしょうか???

 

オイルの色が濁っていて白くなっているのが分かりますね

 

ここはオイルの浸っていない部分ではありますが、

どう思いますか?

かなりの水分がエンジンオイルに含まれてしまっていることが想像できますね

 

と言うことで、冬こそ距離に関わらずオイル交換後、半年たてば交換です

大事な愛車のためにも

宜しくお願いします

手遅れにだけはならないようにしてください

明日は夜走りですよ

青木

899 BPFフォーク

2015/02/08

少しアップが遅れてきています「899」です

フロントサスペンションの分解後、試したいことの為に少し時間が掛かってしまいました

おさらいです !

899にはショーワのBPF倒立フォークが標準装備されています

BP=ビッグピストンです

画像の部分がそうなのですが、

通常はインナーチューブという筒の中にさらにカートリッジという筒があり、

そのなかにピストンが入っています

対象画像がなくてイメージしにくいですが、

BPFはこのバルブが直接インナーチューブにふれて動いていると思うとわかりやすいですね!

しかも、減衰もピストンの上下でそれぞれ「伸び」と「圧」が分かれているのでセッティングも方向性がつかみやすいですね

プチ講習会中です (笑)

 

いざ、組み付けです

1つ目の変更点はこれです

ガイドブッシュと言われる部品ですが、もともと摩擦抵抗を下げるための処理はされています

さらにその抵抗を下げるべくコーティングをしています

お馴染みWPCコーティングです(詳しくは↓を参考にして下さい)

WPC処理®とは、金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して高速衝突させることで表面が改質する技術です。
表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンプルへ変化するので摩擦摩耗特性を向上させます。

 

2つ目はこちら

SKFフォークシールです

今まではシールの締め付けによる抵抗の管理を多くのメーカーが行ってきました

インナーチューブへの締め付けを下げれば必然的に抵抗がさがり、動きがスムーズになります

一方で漏れやすくなるという可能性もあります(管理がシビアですね)

今回使用するシールはシールの材質自体、摩擦抵抗が低いのです

 

3つ目はこれです

インナーチューブをお馴染みのDLCコーティングしてさらに摩擦抵抗を下げています

SKFのシールとの相性もよく、作業中もスムーズそのものでした

(試乗が楽しみになってきました)

見た目が格好良いのも嬉しいものです!!!

 

最後がこれ

オイルです

指定されたオイルよりも動粘度を下げました

 

エンジン同様に車体(足回り)も、ストレスなくスムースに動いてくれることが一番の目的です

馬力アップでもなく、高価商品の取付でもなく現状の状態をさらに良くする

という意味からなるべく抵抗を減らしていきます

 

「899」の足回りは今までとは大きくコンセプトがことなっています

ハードにアグレッシブに乗る事ばかりを想定されていません

もともと、ソフトに良く動く車体に設計されています

その良さをさらに引き出したくて作業を行いました

 

「1199」をはじめ今までのモデルはハードに乗ることを一部強制されてきます

「899」はいっさい感じません

だからこそ楽しめるポイントが多数あります

完成を楽しみにして下さいね

 

青木