皆さん、こんにちは。
初回点検がまだ終わっていない宮林です!
今回は、自分のバイクS1000RRで1000km乗ってきたので、いつも通りイン
プレを書きたいと思います。
S1000RR

S1000RRが日本で初めて発売となったのが2010年。
それまでのBMWはスポーツタイプでK1200S、K1300S、ボクサーエンジンの
HP2などがありましたが、車体が大きいので、やはりツアラーが抜けきらない
モデルとなっていました。
そんななか、スーパースポーツ界で勝てるバイクを作ろうということで、創り出
されたのが、1000cc直列4気筒であるS1000RRです。
発売されたと同時に、ハイクオリティーな性能だったため、バイク業界に衝撃
を与え、5年経った今では、確実にS1000RRという地位を確立しているように
思えます。
S1000RR特徴
特徴で忘れてはならないのが、電子制御サスであるDDC、Race ABS、シフ
トアシストPROです。
DDCは1000分の1秒単位で走行状況を把握しライディングに合わせたダン
ピングを設定してくれています。
例えば、急激なブレーキをかけた場合でも、ノーズダイブを起こさないように
したり、コーナリング中にブレーキをかけたとしても転けなかったり、凸凹道を
走行した際には衝撃を和らげたり、と様々な状況に臨機応変に対応してくれ
ます。
Race ABSはDTC、ASC、ブレーキ連動など様々な役割をしております。
DTCやASCはタイヤの空転を防いでくれています。ブレーキ連動というのは
ハンドブレーキをかけるとフットブレーキが自動で最適なブレーキキングを行
ってくれます。
初心者でもベテランライダーの様なブレーキングが出来るようになっておりま
す。
ギアアシストPROはクラッチを握ることなく、シフトアップ、ダウンを行うことが
出来ます。
ダウンしたときはブリッピングを自動でしてくれるので、コーナー直前ではブ
レーキングだけに集中できます。
他に細かいところを挙げると、サイドカウルの鮫の模様部分が、14年モデル
と異なっていたり、左右非対称のヘッドライトが左右逆になっていたり、といろ
いろあります!
そして一番大きな特徴は、15年モデルはフルパワーで日本に入ってきている
ということです。
前年モデルまでは本国仕様193PS、日本仕様156PSとリミッターをかけられて
いましたが、今回はRece、Sportモードでは199PS、Rainモードでは187PSと
なって日本に入ってきております!
1000km乗った感想・・・
安心感がスゴイ!!
龍神スカイラインで走っていても滑る気配無し、試しにコーナリング中にブレー
キをかけてみても、転ける気配無し、ここまで安心してバイクに乗れることが凄
いなと感心できるほどでした。
そして何よりも楽しい!
乗っていて安心出来るので、今までのバイクでは出来なかったこと挑戦しようと
思うようになり、おもわず慣らし中であることを忘れて、アクセルを捻ってしまい9
000rpmのリミッターに阻まれる事があるぐらい、回してしまいますし、恐怖よりも
楽しいという感覚の方が大きかったです。
またメーターの真ん中には、バンク角が表示されるようになっております!
何度まで倒せるか・・・やっちゃいますよね(笑)
僕の最高記録は53度まで倒すことが出来ました!
サーキットならもっと倒せるのかな?
楽しみです!!
乗り心地としては馬力が199PSある割にマイルドで、バイク歴が浅い方でも乗り
こなせてしまいます。
199PSということと、フルカウルで風の抵抗を受けにくいということで速度感覚が
鈍り、知らない間に速度が出てしまうかも知れないので、くれぐれも公道での走
行はお気をつけ下さい。
赤いランプに追いかけ回されり・・・全ての道がキレイに舗装されているとは限り
ません・・・笑
お次はサイレンサーです!S1000RRのノーマルマフラーは始めに交換しなくて
もかなりいい音を出してくれます。
この間の鈴鹿の走行会でもノーマルマフラーのS1000RRが9割程だったのです
がメインストレートを通り過ぎる時、motoGPを見ているかのような音を出して走
ってくれます。
動画でノーマルマフラーの音を堪能してみてください!
動画の前半は、社外のマフラーを付けているのですが、後半のS1000RRはノー
マルです!
何度も言いますがノーマルマフラーです!!
最後にシフトアシストproですが、これはかなりスムーズに入っていきます。
峠を走っていてオーバーギアで下りコーナーに侵入したとしても即座にギアを下
げる事ができるのは、魅力的です!
また、ダウンした時の音が最高にいい音なので聞き惚れてしまいます。
ワインディングからサーキットまで楽しめ、初心者でも扱える程の乗りやすさであ
るS1000RR。
現在あるモデルの中で一番おもしろいバイクといっても過言ではないです!!
ぜひ、機会があれば一度、試乗をしてみてはいかがでしょうか?
皆様の期待をいい意味で裏切ってくれると思います!
以上が、宮林の体で感じたことでした!
最後までお読みいただきありがとうございました!