皆様、こんにちは!
研修期間が終わり正社員となった宮林です!
さて今回は、S1000XRの慣らしで1000km乗ってきたということで
表題にあるとおりインプレッションを書きます!
S1000XRとは
S1000XRはS1000RRの最新テクノロジーで走行性と安全性を極限
まで引き出した性能とR1200GSの歴史あるツーリング性能を見事に
融合させ、ハイレベルな快適性、機動性を実現させたアドベンチャー
スポーツバイクとして2014年のミラノショーで、お披露目となりました。
エンジンはS1000Rと同じエンジンを積んでおり、4気筒の高性能エン
ジンを積んでいるモデルとしてはS1000RR、HP4、S1000Rと続いて
4番目の登場となりました。
S1000XR特徴
スペック
排気量:999cc
最高出力:160ps/11,000rpm
最高トルク:112Nm/9,250rpm
ホイールベース:1,550mm
シート高:820mm(日本仕様)
車重(走行可能状態):228kg
燃料タンク:20L
リザーブ:約4L
スペックを見ていただいても分かるのですが、S1000Rと同様のエン
ジンでトルク重視になっているため、低中速で半クラ無しでもエンス
トの心配無しで安心して走ってもらうことが出来ます。
また、足が長いので長距離のツーリングに向いており、GSのように
オフロードを得意とはしてないですが、少しの砂利道や荒れた道路
のような、オフ寄りの道ならストレスフリーで走ることが出来ます。
フレームの構造などはS1000R/RRと同じなんですが、ディメンショ
ンの変更により新設計となっております。
スクリーンは二段階の調節が可能で、スポーツ走行のときは低めで
ツーリングのときは高めといった使い分けが可能となっています。
中身としては、ライディングのモード変更の出来るライディングモード
PRO、走行速度を一定にするクルーズコントロール、サスペンション
を電子制御しているダイナミックESA、クラッチ無しでシフトアップ/
ダウンが可能のシフトアシストPRO、グリップヒーター、インテグラル
ABS、タイヤの空転を防ぐトラクションコントロール、走行中でも少し
のナビ操作であれば可能なダイヤル、ナビステイ、センタースタンド、
LEDウインカーが標準装備となっております。
ライディングモードPROは出力特性を変えるだけでなく、トラクショ
ンコントロール、ABSの介入度合いも一緒に変わってくれます。例え
ばレインモードであればトラコンやABSの介入度が上がり、滑りやす
い路面状況であっても滑ることなく楽しく安全に走ってもらえます。
反対にダイナミックモードにすればトラコン、ABSの介入が少なく、晴
れている日で高速走行される方にオススメのモードとなっております。
1000km乗った感想
1000kmどこに行ってきたかと言うと、29日30日に白馬でBMWのイ
ベントがあったのでそこへ行き800km、残りの200kmは和歌山へ行
き、帰りに犬鳴きトンネルを抜けてワインディングを楽しんで来ました!
総合的な感想は「疲れず楽しい!!」
初めて乗ったのは会社から家に帰るときでした。そのときは足つきが
悪い事になれておらず、信号が赤になっているのを見るだけで憂鬱に
なっていました。
しかし慣れと、待ちかたに気づくと、この問題は解決することができ、
荒れた所での立ちゴケという恐怖心も無くなり快適に乗ることが出来
ます。
走行時は、4発ならでわのスムーズ感やパワーを感じる事ができ、シ
フトアップ/ダウンもスムーズにギアが入っていき、ウインドシールド
は巻き込みの風を防いでくれるので、一日に1000kmを疲れずに走
ることができるというのも、うなずけます。
ライディングモードPROは3種類全てを場面に分けて使ってみました。
ダイナミックモードはドライの高速道路で使うと、アクセルを回したとき
のレスポンスが良く、ウィリーが余裕で出来てしまいそうなパワーを発
揮してくれます。
街中でこのモードを使うとパワーがありすぎてギクシャクしてしまい走
りにくくなってしまう印象を受けたので街中での使用は避けた方がよろ
しいかと。
ロードモードは街中であったり、ワインディングを走るのにオススメです。
このモードは適度にトラコンが介入してくれるので、普段なら滑っている
場面でも滑らず、コーナー走行中でブレーキをかけても車体は不用意に
倒れず安定した状態でコーナーを曲がることが出来ました。
レインモードはその名も通り、雨の日に選択していただくモードになって
います。トラコン、ABSの介入度が最も高く、出力特性も抑えられている
ので雨の日でも安心の中で快適にツーリングを楽しむことが出来ます。
ドライの道を走るときにこのモードを選択すると、少しパワーが足りない
気がしてしまいました。
S1000RやRR同様ダイナミックESAのおかげでノーズダイブを極限まで
抑えることが出来るので、疲れの原因の一つである走行中の姿勢変化
が少なくなるので一日乗った後でもピンピンしていたのはコレのおかげ
でもあるのだなと実感できました。
最後にシフトアシストPROですが、なんといってもボクサーエンジンの
ロードスターやRSよりスムーズにギアが入っていきます!
3000rpmまでに上げても6000rpmで上げてもガクンッとなることなく
上がってくれるので、体感すると楽しくて楽しくて顔が自然とニヤけて
しまいます。
身長が低く手足の短い僕でも乗ることができ、乗っている感じや見晴
らしなど背の高いバイクならでわの楽しみかたを体感できることがで
きたので、是非皆様にもこの感覚を味わってもらいたいです!
ちなみにS1000XR試乗車御用意しております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のご来店心よりお待ちしています。
以上、宮林でした。